都内の公園に紅葉見物に行ったときのことです。
途中、山手線の高田馬場に停まった電車が、出発時刻になったと見えてあるメロディーの一節がホームから聞こえてきました。
JRの駅ごとに違うメロディーを流すことは知っていましたが、聞いていて「あれ?」という気がしました。
それはラジオやテレビで聞いた記憶のある、あの「鉄腕アトム」の歌の一節だったんです。
それを聞いてしばらくしてから、ここが手塚治虫さんゆかりの地であることを思い出しました。
いまのお若い方はご存知ないかも知れませんが、漫画「鉄腕アトム」が最初に登場したのは、確か昭和20年代の後半だったと思います。
その頃、子供たちの間で人気のあった漫画雑誌のひとつ、「少年」に連載されていました。
このメロディーを聞いて、そのときの記憶があざやかに蘇ってきました。
「鉄人28号」も同じ頃の連載漫画です。
空を飛ぶのは無理としても、このようなヒト型ロボットが必ず近い将来登場するだろうと、子供ながら夢見たものです。
それから約50年、自動車メーカは先端技術の象徴として二足歩行が可能なヒト型ロボットを競って開発しました。
また最近では、生身の俳優に混じって芝居を演じるロボットの様子ももニュースとして取り上げられています。
奇抜としか写らなかった手塚さんのアイディア、実は医者としての知識や体験によって綿密に裏打ちされていたのかも知れません。http://gloops.com/game/tas/