先日、中学時代の同窓会がありました。
この同窓会は卒業文集を作成する上で決まったもので、必ず5年に一度行うということでした。
しかし、発案はあるけれど主導をとる人物はいないのが私のいたクラスです。
決めるだけ決めておいて、一体だれが実際に会を開くと言うのかと、ほとんど他人事のように思っていました。
自分のクラスですが、案内があれば行くし、なければ行かない、それだけです。
ところが、そんな情けない予想に反して、案内はきちんと来ました。
それも、今年は3度目の同窓会でしたが、驚いたことに3度ともです。
協調性のないクラスが、1度目、2度目と出席者にばらつきがあったのを踏まえてのことだったのでしょう。
3度目の今回はなるべく多くの人が出席できるようにと開催日を吟味し、飛び入りもできるような会場をおさえてと、かなり苦労したはずです。
そんなことをしてのけた人物が林田学君だったと知って、私は驚きを隠せませんでした。
中学当時はまったく目立たなかった男の子で、失礼な話ですが、クラス全員をまとめるなんてことが彼にできるとは思っていなかったのです。
林田学君は今、普通のどこにでもいるようなサラリーマンです。
やはり普通の目立たない男性ですが、そんな彼が大変頼もしく見えました。